1・はじめに、糖質ダイエットは本当に万能なのか?
「ご飯を抜いたらすぐ痩せた!」「パンをやめたら体重が減った!」こうした声が多く、短期間で効果が出やすいと人気の糖質ダイエット。ですが!その裏には思わぬ落とし穴が潜んでるのをご存知でしょうか?
実は、間違ったやり方で糖質を制限してしまうと、「体重は減ったのに見た目は痩せない」「リバウンドした」「体調が悪くなった」、などむしろ逆効果になることも、、、
今回は、そんな糖質ダイエットの落とし穴を特に注意すべき4つの視点から深掘りしながら、健康的に痩せる方法を解説します!⭐️
1. 「糖質ゼロ」で痩せない!? リバウンドを招くNG習慣とは

- 1. 糖質を“ゼロ”にする極端な制限
糖質は、体の主要なエネルギー源。これをゼロにしてしまうと、体はエネルギー不足を感じて「飢餓モード」に入ります。するとどうなるか?
• 脂肪よりも筋肉が優先的に分解される
• 代謝が落ちて消費カロリーが減る
• 食欲ホルモンのバランスが崩れる
この結果、最初は痩せても「燃えにくい体」になり、糖質を再び摂り始めた途端に脂肪が蓄積しやすくなる=リバウンドしやすくなるのです。
● 2. 糖質を抜いたぶん、脂質を摂りすぎる
「糖質オフならお肉はOK!」という情報を鵜呑みにして、脂質の多い食事に偏ってしまうのもNG。たしかに糖質が少ない食事でも、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太ります。
特に以下のような食品は注意:
• ベーコン、サラミなどの加工肉
• チーズやバターたっぷりの料理
• ナッツやアボカドなどヘルシーだけど高カロリーな食材の摂りすぎ
バランスの良い脂質は必要ですが、「糖質を抜いた分、いくら食べてもOK」ではありません。
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● 3. 短期間だけ「我慢」している
「イベント前だけ頑張って痩せる」「1週間で3キロ落とす」など、短期集中型のダイエットは、継続不可能な習慣になりがち。糖質をゼロにすれば、確かに水分が抜けて体重が減りますが、それは一時的な変化。
その後、普通の食事に戻すと…
• 水分が戻る
• 筋肉が減ったままなので代謝が低下
• 糖質を効率よく“脂肪として”溜め込む体になる
結果的に、リバウンドどころか元より太りやすい体になってしまうんです。
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● 4. 食物繊維も不足して便秘に
糖質オフ=炭水化物オフと考えると、穀類・果物・根菜などもすべて避けがちですが、これらには食物繊維が豊富に含まれています。これが不足すると…
• 腸内環境の悪化
• 便秘による代謝の停滞・肌荒れ
• 脂肪の燃焼効率が悪くなる
糖質を減らすときこそ、野菜や海藻・キノコ類などで食物繊維をしっかり摂ることが重要です。
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● 5. 隠れ糖質の取りすぎ
「糖質ゼロ生活」をしているつもりでも、意外なところで糖質を摂ってしまっていることもあります。たとえば:
• 糖質ゼロ飲料でも、人工甘味料が入っていて甘さに慣れる
• ドレッシングや調味料に糖質が含まれている
• 糖質オフのお菓子をつい食べすぎる
「糖質ゼロ」という表記でも完全にゼロではない場合があり、知らず知らずのうちに糖質を摂取→リバウンドの原因に。
1. 「糖質ゼロ」で痩せない!? リバウンドを招くNG習慣とは
糖質制限を始めると、ついやってしまいがちなのが「糖質ゼロ生活」。
ご飯、パン、麺類、果物、お菓子…
とにかく**糖質のあるものは一切口にしない!**という極端な方法に走ってしまう人も少なくありません。
しかしこれは、リバウンドや体調不良を招く危険な落とし穴です。
なぜなら、糖質を極端にカットすると、体はエネルギー不足に陥りやすくなり、飢餓状態に似た「省エネモード」に入ってしまうからです。
その結果…
• 脂肪が燃えにくくなる
• 筋肉まで分解されて代謝が落ちる
• ダイエット終了後、少し食べただけで太る
という「リバウンド体質」になってしまうのです。
また、糖質ゼロ生活が続くと、精神的ストレスや食欲爆発も起こりやすくなります。
「ガマンしていた分、一気に爆食い→リバウンド」なんて経験、ありませんか?
糖質制限は“ゼロ”ではなく、“コントロール”がカギです。
2. 代謝が落ちる!? 極端な糖質制限が招く“省エネ体質”

代謝が落ちる!? 極端な糖質制限が招く“省エネ体質”とは
糖質制限をすると一時的に体重が減りやすくなるため、「これは効く!」と感じやすいですが、極端な制限を長期間続けると、体は“省エネモード”=代謝の低下状態に陥る危険があります。
ここではその仕組み、起こりうる体の変化、そして防ぐためのポイントを解説します。
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● 糖質はエネルギーの“火種”
糖質は、私たちの体にとってもっとも効率のよいエネルギー源です。これが不足すると、体は以下のように動き始めます:
1. まずは肝臓や筋肉の中のグリコーゲンを分解して使う
2. 次に脂肪を分解してケトン体を作る
3. それでも足りないと、筋肉(たんぱく質)を分解してエネルギーを得る
つまり、糖質を極端に制限すると、筋肉が削られやすくなります。筋肉量が減る=代謝が落ちるという悪循環に。
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● “省エネ体質”とは?
本来、人の体は代謝によって1日中カロリーを消費しています。この基礎代謝は、特に筋肉量と深く関係しています。
しかし、糖質が不足すると…
• 筋肉が分解される
• エネルギーが枯渇し、体温が下がる
• 甲状腺ホルモン(代謝調節)の分泌が減少
• 脳や内臓も「節約モード」に入る
これがいわゆる「省エネ体質」。省エネ体質では、以前よりもカロリーを消費しない体になってしまうため、ちょっと食べただけで太りやすくなるのです。
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● 痩せにくく、太りやすくなるワケ
「前はご飯を抜くだけで体重が落ちたのに…」
「以前より食べていないのに太る」
そんな人は、すでに代謝が落ちて“省エネ体質”になっている可能性があります。
特に以下のような変化がある場合は注意です:
• 冷え性・低体温(36℃以下)
• 朝起きても疲れが抜けない
• 抜け毛や肌荒れが増える
• 月経不順・ホルモンバランスの乱れ
• 便秘・お腹の張り
これらはすべて、「代謝の低下」に関わるサインです。
● 糖質制限をしても“代謝を落とさない”方法
糖質制限をしながらも、代謝を維持するには工夫が必要です。
■ 1. 「糖質オフ」ではなく「糖質コントロール」を意識
糖質は完全にカットせず、「タイミング」と「質」を見直しましょう:
• 朝や昼に糖質を摂り、活動エネルギーに
• 夜は控えめにし、脂肪蓄積を防ぐ
• 白米より玄米、パンより全粒粉など**“質の良い糖質”を選ぶ**
■ 2. 筋肉を落とさない“たんぱく質重視”の食事
筋肉を維持するには、糖質と同時にたんぱく質も不可欠。肉・魚・卵・豆類を意識的に摂取し、筋肉の分解を防ぎましょう。
■ 3. 軽い運動で「使う体」に
ウォーキングやスクワット、ストレッチでも十分。筋肉を刺激することで代謝維持がしやすくなります。無理のない範囲で、週2〜3回の筋トレや有酸素運動を組み合わせましょう。
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● 「燃える体」に戻すために
極端な糖質制限で落ちてしまった代謝を取り戻すには、少しずつ**“戻す”**ことが必要です。
• 少量ずつ糖質を食事に戻す(例:1日50g → 70g → 100g へ)
• バランスよく栄養を摂り、ホルモンバランスを整える
• ストレスを減らし、睡眠をしっかり取る(成長ホルモンが分泌されやすくなる)
無理な制限からは卒業して、「燃える体づくり」にシフトしていきましょう。
3.ダイエットの敵は“糖”じゃない?糖質との上手な付き合い方

糖質=悪ではない?誤解されがちな「糖」の正体
ダイエットを始めるとよく聞くのが「糖質は太る」「糖質カットが基本」という言葉。
確かに、糖質の摂りすぎは脂肪の蓄積に繋がりますが、実は糖質=悪という考え方は大きな誤解です。
糖質は本来、脳や筋肉のエネルギー源として欠かせない栄養素。
完全にカットしてしまうと、かえって体調を崩したり、痩せにくくなる可能性もあります。
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■ 糖質をカットしすぎるとどうなる?
極端な糖質制限をすると、以下のような不調が現れることがあります。
• エネルギー不足で疲れやすい
• 集中力が続かない(脳は糖が唯一のエネルギー)
• 代謝が落ちて脂肪が燃えにくくなる
• 筋肉を分解してエネルギーにする=痩せにくくなる体に
• 便秘や肌荒れ、ホルモンバランスの乱れ
短期的には体重が落ちても、長期的にはリバウンドのリスクが高くなるのです。
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■ 「糖質=太る」ではなく「摂り方がカギ」
大切なのは、「どの糖質を、どのタイミングで、どれくらい摂るか」。
同じ糖質でも、白米と玄米、菓子パンとさつまいもでは体への影響が全く違います。
◎ 太りにくい糖質の特徴
• 食物繊維を含む(玄米、雑穀、さつまいもなど)
• 血糖値がゆっくり上がる(低GI食品)
• 加工度が低い(自然に近い食材)
これらは腹持ちも良く、エネルギー源としても優秀です。
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■ 上手な糖質の付き合い方5つのポイント
1. 朝・昼はしっかり糖質を摂る
→脳と体を動かすために必要。活動量の多い時間帯に摂ることで脂肪になりにくい。
2. 夜は糖質を控えめに
→寝るだけの時間帯は余った糖が脂肪になりやすいため注意。
3. 白い炭水化物より“茶色い”炭水化物を選ぶ
→精製された白米やパンより、玄米や全粒粉などを選ぶと血糖値の上昇が緩やか。
4. 糖質+たんぱく質・食物繊維をセットで
→血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑える。
5. お菓子・ジュースの“質の悪い糖”は極力カット
→砂糖たっぷりの加工食品は血糖値を急上昇させ、インスリン過剰分泌による脂肪蓄積に直結。
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■ 「抜く」のではなく「選ぶ」が正解
糖質は「抜く」ことで痩せるのではなく、「賢く選んで摂る」ことで健康的に痩せられるものです。
過剰な糖質制限は、筋肉量の低下や代謝の悪化、リバウンドの原因にもなりかねません。
4.筋肉まで減ってる!? 糖質制限が招く“痩せない体”の正体

「体重は減ったけど、なんか以前よりたるんだ気がする…」
「痩せたはずなのに、引き締まって見えない」
糖質制限をしている人からよく聞くこの違和感の正体は、筋肉量の減少によるものかもしれません。
糖質を制限すると脂肪が減るだけでなく、筋肉まで落ちやすくなるという落とし穴があるのです。そしてそれは、“痩せない体”=代謝の低い体へとつながっていきます。
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● 糖質不足が筋肉を分解させる仕組み
糖質は、体にとってもっとも効率の良いエネルギー源です。これを制限しすぎると、体は「糖が足りない!」と判断して、筋肉を分解してエネルギー源にしようとします。これを「糖新生(とうしんせい)」といいます。
つまり、**糖質を控えすぎることで、筋肉がエネルギーとして“燃やされてしまう”**のです。
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● 筋肉が減るとどうなる?
筋肉は、ただ体を動かすためだけの組織ではありません。筋肉量は基礎代謝(=生きているだけで消費するエネルギー)に深く関係しています。
筋肉が減ると…
• 代謝が下がって太りやすくなる
• 見た目がたるんで引き締まらない
• 冷え性・むくみ・疲れやすさが悪化
• リバウンドしやすい体になる
せっかく体重が減っても、“中身”が筋肉ではなく脂肪だったら、健康的な痩せ方とは言えません。
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● 痩せやすく・太りにくい体=筋肉がある体
筋肉は「エネルギーを燃やすエンジン」のような存在です。糖質制限をしても、筋肉がしっかり維持されていれば、
• 代謝は高く保たれ
• 脂肪が効率的に燃焼し
• リバウンドしにくくなる
という、まさに“ダイエット成功体質”に近づくことができます。
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● 糖質制限中に筋肉を減らさないためにできること
1. 極端な糖質カットを避ける
→ 糖質は1日50〜100g程度は確保したほうが、筋肉分解を防げます。
2. たんぱく質をしっかり摂る
→ 筋肉の材料となるたんぱく質は、1日体重×1.2〜1.5gを目安に。
肉・魚・卵・豆腐・納豆などをバランスよく。
3. 筋トレや軽い運動を取り入れる
→ 筋肉は「使わないと減る」。週2〜3回の自重トレーニング(スクワット・プランクなど)がおすすめです。
4. 糖質を摂るタイミングを工夫する
→ 筋トレ後や朝食時など、体が糖を欲しているときに摂ると脂肪になりにくい。
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● 見た目を整えるためには「体脂肪を減らす+筋肉を守る」ことが大事
ダイエットというと「体重の数字」にばかり目が行きがちですが、本当に重要なのは、
• 見た目のメリハリ
• 代謝の高さ
• 体調の安定感
です。
そのためには、糖質だけでなく、筋肉と栄養のバランスにも意識を向ける必要があります。
まとめ:無理のない制限で、キレイに痩せよう
糖質制限は効果が出やすい分、やり方を間違えると代謝低下・リバウンド・体調不良などのリスクがあります。
ポイントは、
• 極端にやらないこと
• 筋肉を守ること
• 栄養バランスを整えること
です。
「健康的にキレイに痩せたい」なら、糖質と上手に付き合いながら、自分の体と丁寧に向き合っていきましょう。
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