なぜ「目標体重」だけのダイエットは続かないのか

ダイエットを始めるとき、多くの人がまず「◯kgまで落としたい」と目標体重を設定します。もちろんそれ自体は悪いことではありません。ゴールが明確な方がやる気も出ますし、数字で進捗を確認できると達成感も得られます。
しかし実際には、「あと少しなのに続かない」「一度リバウンドしてしまった」「数字ばかり気にして疲れた」という声が非常に多いのです😨
この章では、なぜ“目標体重”という数値目標だけではうまくいかないのか、その理由を心理的・行動的な側面から解説します✨
体重という数字は「努力の結果」ではなく「結果の一部」
まず理解しておきたいのは、体重という数字は「結果のすべて」ではないということです。
体重は、体脂肪・筋肉量・水分量・胃腸の内容物など、さまざまな要素が複雑に絡み合って変動します。
たとえば、同じ人でも水を1リットル飲めば1kg増え、トレーニング後に汗をかけばすぐに1kg減ることもあります。
つまり、体重の増減=脂肪が増減したとは限らないのです。
それにも関わらず、私たちは「昨日より増えた」「全然減らない」と一喜一憂してしまいます。
ここで起こるのが、“短期的な結果”に気持ちを揺さぶられる現象です。
人間の脳は「報酬を求める性質」があります。
数値が下がる=報酬を得たような快感を覚え、逆に増える=失敗と捉えて落ち込む。
しかし、体重という数値は日々の努力を正確に反映していないため、モチベーションの上下が激しくなりやすいのです。
減ること”にフォーカスすると「行動」が続かなくなる
目標体重を強く意識するほど、「減らすこと」ばかりに集中しがちになります。
食事を減らしすぎたり、過度な有酸素運動を取り入れたり、「短期間でなんとかしたい」という焦りが生まれます。
しかしその状態は、長期的に見ると非常に危険です⚠️
なぜなら、“減ること”を目的にした行動は、成果が出ないと一気に止まってしまうからです😱
たとえば、体重が思うように減らないと「こんなに頑張ってるのに意味ない」と感じやすくなり、途中でやめてしまう。
また、一時的に減ったとしても、食事制限が辛すぎると「やっと終わった」と気が緩み、元の食生活に戻ってリバウンドしてしまいます。
つまり、数値だけを追うダイエットは、「やること(行動)」より「結果」に意識が偏ってしまうため、継続が難しくなるのです。
モチベーションの源は“達成感”ではなく“実感”
実は、人が本当にやる気を感じるのは「結果」ではなく「実感」です🌱
「昨日より姿勢が良くなった気がする」「少し階段が楽に上がれた」「夜の食後にだらけずに済んだ」――こうした“小さな変化”を感じたときに、人は前向きになれます。
しかし「体重を落とす」という目標だけでは、こうした“日々の実感”が得にくくなります。
努力の方向性が「体重を減らすこと」だけに限定されていると、変化を感じられない日には「頑張ってもムダ」と思ってしまう。
だからこそ、結果ではなく行動そのものを目標に変えることが大切なのです。
たとえば、
◉「毎日20分ウォーキングをする」
◉「夜ごはんの最初にサラダを食べる」
◉「週に3回、ジムでトレーニングする」
こうした行動目標は、体重の変化に左右されずに“できた”という実感を得やすくなります。
結果として、「やれば変わる」「続けられる」という成功体験が積み重なり、無理なく習慣化へつながります。
体重よりも「行動」を軸にすることで変わるマインド
行動目標を設定することで、ダイエットの目的が「減らすこと」から「整えること」へと変化します。
たとえば、「健康的に体を引き締める」「疲れにくい身体をつくる」といった目的が自然と芽生え、
数字よりも“自分の体調や感覚”に意識が向くようになります。
これは非常に大切な変化です✨
なぜなら、体重を基準にしていると「減った=成功」「増えた=失敗」と極端な思考になりやすいですが、
行動を基準にすると「続けている=成長中」「やめなかった=進歩中」と捉えられるようになるからです。
この考え方の転換こそ、リバウンドを防ぎ、継続を可能にする大きな鍵になります。
“行動目標”とは何か?

「行動目標を立てるとダイエットがうまくいく」と言われても、最初は少しピンとこない人も多いかもしれません。
ここでは、“行動目標”の意味をしっかり整理しながら、「どうして体重よりも行動を基準にした方が結果につながるのか」を解説していきます。
“行動目標”と“結果目標”の違い
まず押さえておきたいのが、「行動目標」と「結果目標」はまったく違う種類の目標ということです。
結果目標は数値で成果を測ります。達成できるかどうかは行動次第になります。行動目標は日々の行動そのものに焦点を当て、達成が“自分の意思”で決まる。例えば結果目標で「3ヶ月で−5kg」「体脂肪率20%にしたい」という結果目標を立てた後に、それを達成するために「毎日20分歩く」「夜は炭水化物を半分にする」などという行動目標をたてます。
結果目標はゴールの“場所”を示すものであり、行動目標はそこへ“向かう手段”です。
つまり、結果目標はコントロールできない部分を多く含みますが、行動目標は自分で決めて実行できるもの。
この「自分でコントロールできるかどうか」が、ダイエット成功の分かれ道になります。
結果目標が失敗を呼びやすい理由
たとえば、「3ヶ月で−5kg」という目標を立てたとします。
最初の1週間で体重が思ったより減らなかった場合、
「もう無理かも」「自分には向いてない」と感じてしまう人は少なくありません。
しかし、それは“行動の質”ではなく、“結果”にばかり注目しているために起こる現象です。
体重が減るスピードは、基礎代謝・ホルモンバランス・筋肉量・睡眠の質など、多くの要因に左右されます。
つまり、努力してもすぐに数字に反映されるとは限らないのです。
このとき、「結果が出ない=努力が無駄」と思ってしまうと、モチベーションは一気に下がります。
逆に、「できた」「続けられた」という実感が積み重なれば、脳は“達成”としてポジティブな刺激を受けます。
この小さな成功体験こそ、次の行動を生む“エネルギー源”になります。
“行動目標”は脳の仕組みに合っている
実は、行動目標の方が脳の報酬システムに合っています。
人間の脳は「達成感」や「成功の実感」を得ると、ドーパミンという神経伝達物質を分泌します。
これは「もっと頑張ろう」「次もやってみよう」という前向きな気持ちを生み出す物質です。
体重の変化のように数週間単位でしか成果がわからない目標だと、ドーパミンが出るタイミングが遅くなり、やる気が続きにくくなります。
一方で、「毎日20分歩いた」「甘いものを減らせた」といった行動目標なら、1日単位で“達成”を感じることができるため、
脳が“ご褒美”を受け取り続ける状態になります。
結果、無理なく習慣化しやすくなり、最終的に「気づいたら痩せていた」という理想的な形に繋がるのです。
行動目標の例:体重を超えた“本当のゴール”
行動目標は、「自分の体と生活に合わせてコントロールできる内容」であることがポイントです。
たとえば、以下のように“行動”を明確にした目標を設定します。
💡食事面の行動目標
• 夜ごはんの時間を早めに設定する
• 毎食、最初に野菜を食べる
• 毎日プロテインを1杯飲む
💡運動面の行動目標
• 週に3回ジムで筋トレをする
• 毎朝ストレッチを5分行う
• 1日1万歩を目指して歩く
💡生活習慣の行動目標
• 23時までに寝る
• 夜はスマホをベッドに持ち込まない
• 1日1回、鏡を見て姿勢チェックをする
これらはどれも、「自分の意思で今日できたかどうか」を判断できる目標です。
体重がすぐ変わらなくても、「今日もできた」という成功体験が積み重なることで、行動が習慣化しやすくなります。
行動目標は“自信”を生む
ダイエットが続かない最大の理由は、「自信を失うこと」です。
結果が出ないと「やっても意味がない」と思い込み、行動をやめてしまいがちです⤵️
しかし、行動目標は毎日自分の努力を“見える化”できるため、
「ちゃんとやっている」「少しずつ進んでいる」という実感を持ちやすくなります。
たとえば、
「今日はジムに行けた」「お菓子を我慢できた」「食後に10分歩けた」
――これらはすべて立派な“成功”です。
それらを積み重ねるうちに、「自分は続けられる」という自信が育ち、自然と行動が安定していきます。
つまり、行動目標とは「結果よりも自分を信じる力を育てる」ためのツールでもあるのです。
“行動目標”を立てると成功率が上がる理由

「行動目標が大切なのはわかったけど、なぜそんなに効果があるの?」
そう感じている方も多いかもしれません。
この章では、心理学・脳科学・行動分析の観点から、行動目標がダイエット成功率を大きく高める理由を解説します。
人間の行動やモチベーションのメカニズムに沿った方法だからこそ、自然と続けられるのです。/
「できた」を積み重ねると脳が“続けたくなる”
人間の脳は、達成や成功を感じると「ドーパミン」という物質を分泌します。
これは“やる気ホルモン”とも呼ばれ、快感や前向きな感情を生み出す働きがあります。
たとえば、「ジムに行けた」「お菓子を我慢できた」「階段を使えた」など、
小さな成功を実感するたびに脳はドーパミンを分泌し、
「またやろう」という意欲が生まれます。
逆に、体重という“結果”だけを追っていると、
なかなか達成感が得られないため、脳が報酬を感じにくくなります。
やる気が続かないのは意志が弱いからではなく、
脳が「達成」を感じるタイミングを逃しているだけなのです。
行動目標はこの仕組みに合っています。
「今日もできた」という成功体験を毎日つくることで、
脳にポジティブな刺激を与え、自然と継続力が高まるのです。
“習慣化”の鍵は「環境」と「ハードルの低さ」
行動目標を立てるもう一つの大きなメリットは、
“習慣化”がしやすくなることです。
心理学では、人の行動は「やる気」よりも「環境」に左右されるとされています。
つまり、どんなに意志が強くても、習慣化しづらい環境では長続きしません。
たとえば、
• 家にお菓子がある → 食べてしまう
• 夜遅くまでスマホを見る → 寝不足になる
• 仕事後すぐに帰宅する → 運動のチャンスを逃す
これらは“やる気”の問題ではなく、環境設定の問題です。
行動目標を立てるときは、「どんな行動なら現実的にできるか」を考えることで、
無理のない環境を整える意識が自然と生まれます。
たとえば、
• 「1日1万歩」ではなく「夜に15分だけ歩く」
• 「毎日ジムに行く」ではなく「週に2回から始める」
• 「お菓子をやめる」ではなく「午後だけ我慢する」
このように、最初から完璧を目指さず“ハードルを下げる”ことで、成功体験が増えます。
成功体験が多いほど脳が「これはできる」と認識し、習慣として定着しやすくなります。
“行動”に集中するとリバウンドしにくくなる
ダイエットがうまくいっても、リバウンドしてしまう人が多いのはなぜでしょう?
それは、「体重を減らすこと」に意識が向きすぎて、
「その状態を維持する行動」を身につけないまま終わってしまうからです。
一方、行動目標を重視する人は、
“痩せるための行動”を繰り返す中で、“痩せた後も維持できる習慣”が自然と身につきます。
たとえば、
• 「夜は野菜から食べる」
• 「週2回は筋トレを続ける」
• 「睡眠時間を7時間確保する」
これらの行動は、一度習慣化すれば無理なく続けられます。
つまり、体重を減らす過程で“太りにくい生活習慣”が形成されるのです。
このように、行動目標は一時的なダイエットではなく、
リバウンドしない体をつくるための“生涯スキル”になります。
行動目標が“自己効力感”を高める
行動目標を立てると、もうひとつの心理的な効果が得られます。
それが「自己効力感(じここうりょくかん)」です。
これは心理学者アルバート・バンデューラが提唱した概念で、
“自分にはできる”という感覚のこと。
自己効力感が高い人は、困難な状況でも「やればできる」と信じて行動できます。
体重ばかり見ていると、この感覚が育ちません。
なぜなら、体重の増減は自分で完全にコントロールできるものではないからです。
「頑張っても減らない」と感じるたびに、
「自分はできない」という思い込みが強くなってしまいます。
一方で、行動目標は「自分の行動で達成できる」ものです。
毎日“できた”を積み重ねることで、「自分には続ける力がある」という確信が生まれ、
自然と自己効力感が高まります。
そして、この自己効力感こそが「途中でやめない力」になります。
成功する人ほど“結果を焦らない”
多くの成功者に共通するのは、「結果を急がないこと」です。
最初から大きな変化を求めるのではなく、
“毎日の行動”に集中して淡々と積み重ねていく。
それができる人は、たとえ一時的に体重が変わらなくても落ち着いています。
「行動を続けていれば、結果はあとからついてくる」
という感覚を理解しているからです。
ダイエットを成功させるうえで、
「結果を求めないこと」こそが最大の近道。
行動目標は、その考え方を自然に身につけさせてくれる仕組みなのです。
続けられる“行動目標”の立て方と実践法

「行動目標の大切さは分かったけれど、実際にどう立てたらいいの?」
ここが、多くの人がつまずくポイントです。
この章では、誰でも続けやすく、確実に結果につながる“行動目標”の立て方と、毎日続けるための工夫を紹介します。
行動目標は「小さく」「具体的」に
行動目標を立てるときに最も大切なのは、“小さくて具体的”であることです。
たとえば「週3回ジムに行く」よりも、
「火・木・土の19時にジムへ行き、30分ウォーキングマシンに乗る」と決める。
このくらいまで具体的に落とし込むと、迷いがなくなり、行動がスムーズになります。
さらに、「これならできそう」と思えるレベルに設定することも重要です。
多くの人が挫折してしまう原因は、“最初から頑張りすぎること”。
意欲が高いほど、理想を高くしすぎてしまうのです。
でも、行動目標は「できた!」を積み重ねることが一番のエネルギー。
だからこそ、最初の目標は“7割できる”くらいがベストです。
行動目標を「見える化」する
目標は、頭の中だけでなく“見える形”にすることで実現しやすくなります。
おすすめは、カレンダーやノート、スマホアプリを活用すること。
たとえば、
• 予定表に「ジム」「朝ウォーク」と記入する
• トレーニング後にシールを貼る
• 習慣化アプリで連続記録を確認する
このように“視覚的に達成を確認できる仕組み”をつくると、達成感が強まり、継続意欲が高まります。
人間は「できた」と感じる瞬間にドーパミン(やる気ホルモン)が分泌されるため、小さな成功を視覚的に記録することが大きなモチベーション維持につながるのです。
行動を習慣化する“仕組み”をつくる
行動目標は、習慣になって初めて意味を持ちます。
続けるコツは「仕組み化」と「環境づくり」。
▪「トリガー行動」を決める
「歯を磨いたらストレッチをする」
「帰宅したらジムウェアに着替える」
など、“ある行動の後に行う”と決めると、脳が自動的に動くようになります。
▪「やる時間・場所」を固定する
「時間」と「場所」が決まっていると、行動が習慣化しやすくなります。
毎回「いつやろう」「どこでやろう」と考える時間をなくすことで、続けやすくなるのです。
▪「周囲に宣言する」
家族や友人、トレーナーに「週3回通う」と宣言するだけでも、やる気が持続します。
心理学ではこれを“コミットメント効果”と呼び、他者に公言することで自分の行動に一貫性を持たせようとする働きが起こるのです。
行動目標を「見直す」勇気を持つ
完璧にできなくても大丈夫。
行動目標は、日常に合わせて柔軟に調整していくものです。
「今週は忙しくて2回しか行けなかった」
→「じゃあ来週は1回に絞って、確実にできるようにしよう」
このように、“減らす・変える・リセットする”のも立派な行動です。
一度立てた目標を守り抜くよりも、現実に合わせてアップデートする方が長続きするのです。
大切なのは「やめないこと」ではなく、「続け方を変えること」。
挫折したように見えても、それはむしろ成功への調整期間。
行動目標は“育てていくもの”と考えましょう。
成功を感じる「ご褒美」をセットする
モチベーションを維持するために効果的なのが、“ご褒美ルール”です。
人間の脳は「報酬がある行動を繰り返す」性質を持っています。
ですから、行動目標を達成した自分に小さなご褒美を与えましょう。
例:
• 1週間続けたら好きなスイーツを1つ
• 1ヶ月続けたら新しいウェアを買う
• 目標を達成したらジムで記念写真を撮る
こうした「小さな達成の喜び」を自分に与えることが、次の行動のエネルギーになります。
ポイントは、“食べすぎない・散財しない”範囲で、気持ちが上がる報酬を設定すること。
継続の鍵は「完璧より継続」
どんなに小さなことでも、「やめなかった」という事実が一番の成果です。
「今日は10分しかできなかった」でもOK。
その“10分”が次につながります。
継続を妨げるのは「完璧にできなかったから、もういいや」という思考。
だからこそ、「少しでもやったらOK」「ゼロにしないことが目標」と考えましょう。
行動目標とは、“毎日自分と向き合う習慣”です。
体重の数字では見えない“内側の変化”を感じながら、少しずつ積み重ねていくことが、真の成功への道になります。
行動目標ダイエットで変わる“未来”

体重や見た目の変化を求めて始めたダイエット。
けれど、“行動目標”を意識して続けていくと、思いがけないほど多くの変化が訪れます。
この章では、数字以上に大切な「心と生活の変化」について掘り下げていきましょう。
「できた!」が自信を育てる
行動目標を立てて毎日コツコツ続けていると、
「昨日よりも動けた」「1週間サボらずに来れた」という小さな“成功体験”が積み重なっていきます。
この小さな成功体験こそが、自己効力感(自分にはできるという感覚)を育ててくれるのです。
体重の数字は、思うように減らない時期もあります。
でも、“できた”という実感があれば、焦りや不安に流されずに前に進むことができます。
心理学の研究でも、「自己効力感の高い人ほどダイエットの継続率が高い」と言われています。
つまり、「やればできる」という自信こそが、最強のモチベーション。
行動目標はその自信を毎日育ててくれる“土台”になるのです。
行動を整えると、生活全体が整う
“行動目標”を立てて実行していく過程で、多くの人が感じるのが
「気づいたら生活全体が整ってきた」という変化です。
例えば、
• トレーニングの時間を確保するために早寝早起きになる
• 食事内容を整えるために自炊が増える
• スマホを触る時間が減り、睡眠の質が上がる
このように、行動目標を守るための行動が、自然と生活のリズムを整えるきっかけになります。
体を動かす習慣が身につくと、血流や代謝が上がり、疲れにくくなったり、気持ちも安定していきます。
“ダイエット=体重を減らすこと”ではなく、
“自分の暮らしを整えること”に変わっていく。
それが、行動目標ダイエットの本当の価値です。
「体重以外の変化」に気づけるようになる
行動目標を意識して続けていると、自然と数字以外の変化に目を向けるようになります。
たとえば、
• 体が軽くなった
• 睡眠の質が良くなった
• 食後のだるさが減った
• 気持ちが前向きになった
こうした変化は、体重計では測れません。
でも、この“見えない変化”こそが本質的な健康のサイン。
体重が減るよりも、心身のバランスが整うことのほうが、実はずっと価値のあることなのです。
行動目標を立てることで、自分の“内側”に意識が向き、
「自分の体を大切に扱う」感覚が育っていきます。
それは単なるダイエットではなく、“自己成長”そのものです。
周囲との関係まで変わる
面白いことに、行動目標を続けると人間関係にも良い変化が現れます。
「継続できる自分」への自信が、表情や言葉ににじみ出るからです。
たとえば、
• 職場での集中力が上がり、仕事の評価が上がった
• 家族やパートナーとの会話が増えた
• 同じジム仲間との交流が楽しくなった
こうした変化が起きるのは、行動目標が「自分との約束」を守る力を育てるから。
自己管理ができるようになると、人間関係でも信頼されるようになり、
「自分を大切にする人は、人からも大切にされる」という良い循環が生まれます。
行動目標は“生き方の指針”になる
ダイエットのために始めた行動目標が、いつの間にか生き方そのものを変える指針になります。
・「小さなことでも続ければ力になる」
・「完璧じゃなくても、やめなければいい」
・「昨日の自分より、少し成長できればOK」
これらは、仕事や人間関係、人生全体にも通じる考え方です。
行動目標を通して得た“自分を信じる力”は、
これからの人生をしなやかに生きていくための強さへとつながります。
まとめ:行動目標が導くのは、「理想の自分」ではなく「本当の自分」

体重を減らすことをゴールにしていた頃は、
「まだ足りない」「もっと頑張らなきゃ」と自分を責める日々だったかもしれません。
でも、行動目標に意識を向けていくうちに、
「今の自分も悪くない」「昨日より少し成長できた」と思えるようになる。
その瞬間、ダイエットは“我慢するもの”から、“自分を育てる時間”に変わります。
行動目標は、あなたを追い詰めるものではなく、
あなたを前に進ませてくれる優しい道しるべ。
体重の変化よりも確かに、自信と習慣を積み重ねた先に、
あなただけの“理想の未来”が待っています。
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